鬼北町立好藤小学校

 

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アーカイブ 6月6日(木) 3・4年生 紙すき体験

2024年6月9日 08時55分

 3・4年生は、総合的な学習の時間に、紙すき体験を行いました。地域の泉貨紙保存会より講師をお招きし、「コウゾ」の木を使った日本古来の紙づくりに挑戦です。

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 まず、コンテナにネットを敷きます。そして講師の先生に持ってきていただいた、コウゾの繊維を溶かした液を使って、長方形の木枠(桁)に流し込みます。

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 木枠を外すと、白い繊維が長方形の形となり、それをへらで押さえて水分を落とします。そして、ネットをたたんで、干します。

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 講師の先生からは、古来の紙づくりに関して、いろいろなことを教えていただきました。中でも印象的であったのは、泉貨紙は、真冬に作業を行うことです。基本が低い季節に作業行うことで、品質の良い紙ができるそうです。寒い中、6~8時間、水を扱う作業はとても大変であることが伝わってきました。

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 子どもたちからは、「昔の紙の作り方が分かってよかった。」「初めての体験でとても楽しかった。」「次回の総合が楽しみだ。」といった感想を発表していました。とても貴重な良い体験ができました。

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 今回紙すきをした原料の「コウゾ」が、運動場端の山の法面に生えているのを講師の先生が見つけ、みんなで見にいきました。葉の形が丸いもの(丸葉)があったり、切り目が入っているもの(切り葉)であったりと、複数種類があることが分かりました。学校のコウゾは両方混ざったものでした。子どもたちは、身近なところに「コウゾ」が自生していることに驚いていました。

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 泉貨紙保存会の講師の先生におかれましては、丁寧に分かりやすく紙すきの仕方をや来の紙づくりの歴史について教えていただき本当にありがとうございました。子どもたちにとても良い学びになりました。また、次回もよろしくお願いします。

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