1月17日(金) 愛媛大学・好藤小学校体育合同研究会
2025年1月19日 19時06分 今年度も愛媛大学・好藤小学校体育合同研究会を実施しました。愛媛大学教育学部より、2名の教授・准教授の先生方をはじめ27名の大学生、大学院生に参加していただき、授業実践や子どもたちとの交流を行っていただきました。北宇和郡の体育の先生方にもお越しいただいて、授業参観や研究協議を行いました。
はじめに、大学生のみなさんは、各クラスに入り、自己紹介やゲーム、学習の支援を行いました。子どもたちともすぐに仲良くなり、会話を弾ませていました。
次は、低・中・高のそれぞれの学団を対象に、授業実践です。
1・2年生「ゲーム・鬼遊び」
鬼北町にちなみ、鬼遊びを通してのゲームを紹介していただきました。通常の鬼ごっこと異なり、マス目や用具を利用したいろいろな種類の鬼遊びを経験しました。子どもたちはとても楽しく友達と関わりながら鬼遊びを行っていました。
3・4年生「ゲーム ゴール型ゲーム」
カラーコーンを使用して、空いている空間を攻めるゲームを紹介していただきました。攻守に分かれ、床に置かれた赤と青のスイッチのどちらかを踏みます。守る側は踏んだ方のカラーコーンに触れなければなりません。攻める側は、その時に空いた空間に向かって走りゴールします。子どもたちは、ハンドボールやバスケットボールなどにつながるフェイントやスペースを攻める動きを、楽しく経験することができました。
5・6年生「ボール運動 ネット型ゲーム」
2歩でジャンプをして、狙った場所にボールを投げ込む動きを使ったゲームを紹介していただきました。鬼のパネルへの的当てやミニゲームを通して、バレーボールのアタックに近い動作を楽しく体験することができました。
研究協議では、授業実践をを題材に活発に意見交換が行われました。
最後に、大学教授の先生による講話を行っていただきました。
現在の子どもたちの体力テストの結果から見える課題や体育嫌いを生まない授業づくりのポイントなどを紹介していただき、大きな学びとなりました。
特に、「動きや条件をやさしく設定すること」「楽しい雰囲気を作ること」「自己の成長を実感できること」が、子どもたちが体育科を「楽しい、好きだ」と感じるポイントであることを教えていただきました。この学びを今後の北宇和郡における体育研究の道標として掲げ、取り組んでいきます。
大学からお越しいただきました2名の先生方、27名の大学生、大学院生のみなさん、子どもたちへの授業実践を行っていただいたり、楽しく交流を行っていただいたりし、とても有意義な1日となりました。本当にありがとうございました。
子どもたちも絶えず笑顔で授業に参加していました。体育科の授業に興味を持ち、好きになる児童がさらに増えていくものと期待しています。
授業参観並びに研究協議に参加していただきました北宇和郡の先生方におきましては、お忙しい中の御参加、大変感謝しております。