2月27日(木) 5・6年生 防災教育
2025年2月27日 19時56分 3・4時間目、5・6年生は総合的な学習の時間に、防災教育を行いました。前回は、鬼北町危機管理課を訪れ、災害への心構えや様々な防災用品についての情報を教えていただきましたが、今回は講師の先生を学校にお招き、身近なものを使っての防災グッズづくりやタイムラインについての説明を行っていただきました。
まず取り組んだのは、廃油を使ってのろうそくづくりです。
紙コップにクレヨンを砕いて色を付けます。綿の荷造り紐を写真のようにして垂らしておきます。食用油を熱しておき、市販の廃油凝固剤を混ぜ、紙コップに移すと出来上がりです。
よく冷えてから固まった食用油を取り出すと、ろうそくの出来上がりです。クレヨンで色付けをしたので、見た目もきれいなろうそくができました。
次に、折り紙を使ってのコップづくりを行いました。できたコップの中にラップを敷くと水がこぼれなくなります。
新聞紙を使ってのスリッパづくりを行いました。着の身着のまま避難所に避難した時に、有効に活用できます。とても簡単に作ることができました。
最後に鬼北町が作成した「きほくんマイタイムライン」についての活用の仕方を説明していただきました。家族で話し合って、避難先や準備について話し合っておくと、自然災害が発生したときにとても役立ちます。ぜひ家で活用していただけたらと思います。
子どもたちからは、「ラップは防災グッズとしてすばらしいので、用意しておきたいです。」「新聞紙でのスリッパの作り方を家族に教えたいです。」といった感想が紹介されました。
鬼北町危機管理課の講師の先生におかれましては、身近なもので防災グッズを作る体験活動を行っていただいたり、タイムラインの活用について啓発を行ったりしていただき、子どもたちの災害に備えようとする意識がさらに高まりました。学習したことをしっかりとまとめていきます。