10月30日(水) 3・4年生 西予市宇和文化の里見学
2024年11月4日 19時04分 今日、3・4年生は、西予市宇和町の文化の里を訪れ、江戸時代末期から明治にかけての学校生活や人々の暮らしの様子について学びました。宇和文化の里のインストラクターの方に、案内をしていただきました。
最初に訪れた開明学校の横には、申義堂という建物があります。この申義堂は、明治2年に私塾として町民の有志により建てられました。町の子どもたちは、この申義堂に通い、読み・書き・そろばんを教わっていました。開明学校の前身となる建物です。
明治15年にこの開明学校が小学校として建てられました。当時としてはこれまでにない洋風の建築様式で建てられており、人々の文明開化への意気込みを感じることができます。
当時の子どもたちと同じ椅子と机を使い、授業体験を行いました。
ノートは石板で、チョークで文字を書き込みます。
PCもプロジェクターもなく、掛図で授業を進めていました。
次は、宇和民具館を訪れました。民具館では、江戸末期から昭和までのそれぞれの時代に伴った生活道具を中心に展示されています。建物に入ると、昔にタイムスリップしたような感覚になりました。
次に先哲記念館を訪れました。宇和町にゆかりのある二宮敬作や楠本イネなど、偉業を残した人物の業績や人物像を伝える資料が展示されています。明治維新で変わりゆく日本の様子の一端を伺うことができました。
高野長英の隠れ家も訪れました。
古い町並みで記念撮影
宇和文化の里のインストラクターの先生には、とても丁寧に解説をしていただきました。ありがとうございました。
宇和町文化の里の見学を通して、子どもたちは、今から200年~100年程前の学校生活や人々の暮らしについて学び、その空気感に触れることができました。今日の学びを3年生の社会科での学習をはじめ、6年生での歴史学習にも役立てていきたいと思います。